中古マンション選びのポイントとは
こんばんは アーバンライフ不動産の森岡です。
今日くらいまでは梅雨の中休みのようですね。
さて、この土・日は当社に売却を依頼していただいている中古マンションの
内覧がありました。
その際にマンションをご覧になられたお客様からいくつかのご質問を
いただきました。
そこで今日は、中古マンションを選ぶときのポイントを私なりにこのブログに
書いてみたいと思いますので参考にしてみてください。
◆お部屋の位置関係を確認
検討しようとしているお部屋がそのマンションの中でどのような位置関係に
あるのかということを確認します。
お部屋の位置は、「日当たり」、「通風」、「騒音」などに直接関係してくるからです。
また、エレベーターや階段、駐車場などが近いと時間によっては足音や
器械音がうるさく感じることがあります。
◆マンションの共用部分の確認
マンションの管理状態をみるポイントとしては「集合郵便受け」と
「掲示板」があります。
「集合郵便受け」が
チラシなどでふたが開かない。
チラシがはみ出ている。
足元にチラシが散らばっている。
ごみ箱はあるが雑に捨てられている。
「掲示板」には
掲示している紙が破れていてそのままになっている。
新しい情報が更新されていない。
など
その他、
エントランスにごみが落ちていないか
ごみ捨て場や駐輪場などがきれいに使われているかどうかもチェックポイントです。
◆室内の確認
マンションの室内は圧倒的に「フローリング」が多くなっています。
フローリングは下の部屋に音が意外と響きます。
床を叩くか踏んでみて音の響き具合を確認してください。
もし、音が響くようであれば下の部屋に響いている可能性があります。
音に関してもう一つ確認をしていただきたいのが室外の音です。
必ずお部屋の窓を開けて外の音を確認してください。
マンションの多くは利便性の良い場所に立地していますので幹線道路に
面していて交通量が多かったり、電車の線路や踏切が近かったりすると
日中はあまり気にならなくても夜間の静かな時間には気になることが
よくあります。
マンションは、木造住宅等に比べて気密性が高いため、温度差のあるところでは
「結露」が発生しやすくなります。そして結露はやがてカビになっていきます。
また、エアコンの吹出し口付近やキッチン、浴室、洗面所など水気のあるところも
要注意です。
居室の天井部分などの四隅にカビとなってあらわれますので梁や天井部分は
チェックしておきたいものです。
室内の使い方や汚れの程度、リフォームの必要性の有無などによっては、
再度内覧をすることが必要になる場合もあります。
◆管理費、修繕積立金の確認
「管理費」は、マンションの共用部分の維持・管理のために使われるもので
共用部分の電気代、火災保険料、損害保険料、管理組合の運営費などに
使用されます。
「修繕積立金」は、マンションの維持・修繕を計画的に行っていくために
組合員である所有者が負担して毎月積み立てていきます。
一般的には10年から15年くらいに一度、大規模な修繕が必要となります。
その場合に修繕に必要な費用が不足する場合には、その不足分を一時金として
徴収することがあり、その額は1戸当たり数十万円以上になる場合もあります。
そのため、そのマンションの管理費の額、修繕積立金の額を確認しておく
必要があります。
◆ペットの飼育の確認
最近の新築マンションでは、飼育できるペットの種類、大きさ、数などを詳細に決め
管理規約などに記載している物件が増えています。
中古マンションの場合は、ペットの飼育に関して細かく決まっていない物件も
あります。管理規約に記載があったとしても「他の居住者に迷惑を及ぼす動物の
飼育は不可」などとあいまいな文章になっていることがあります。
ペットを飼っている方、これから飼おうと思っている方は、ペット可ということはもちろんですが
飼っているペットが大丈夫かどうかを具体的に確認しておきましょう。
◆耐震性の確認
中古の戸建でも同じことが言えますが、1981年、昭和56年6月1日以降に建築確認を
受けたマンションをおすすめいたします。
これは、新耐震基準と言われる耐震基準を満たした建物でそれ以前の旧耐震基準の
建物とは耐震基準が大きく違います。
地震に対する不安というのは中古物件を検討している人の多くが持っているものです。
ただし、この昭和56年6月1日以降というのは建築確認を受けた日であってそのマンションが
完成をした日ではありませんのでご注意ください。
以上、長くなってしまいましたが最後までお読みいただきましてありがとうございます。
これ以外にも中古マンションを選ぶ際のポイントは色々とあります。
何かご質問などがありましたらお気軽にお尋ねください。
次回は、中古マンションの価格の妥当性について書いてみたいと思います。
今日くらいまでは梅雨の中休みのようですね。
さて、この土・日は当社に売却を依頼していただいている中古マンションの
内覧がありました。
その際にマンションをご覧になられたお客様からいくつかのご質問を
いただきました。
そこで今日は、中古マンションを選ぶときのポイントを私なりにこのブログに
書いてみたいと思いますので参考にしてみてください。
◆お部屋の位置関係を確認
検討しようとしているお部屋がそのマンションの中でどのような位置関係に
あるのかということを確認します。
お部屋の位置は、「日当たり」、「通風」、「騒音」などに直接関係してくるからです。
また、エレベーターや階段、駐車場などが近いと時間によっては足音や
器械音がうるさく感じることがあります。
◆マンションの共用部分の確認
マンションの管理状態をみるポイントとしては「集合郵便受け」と
「掲示板」があります。
「集合郵便受け」が
チラシなどでふたが開かない。
チラシがはみ出ている。
足元にチラシが散らばっている。
ごみ箱はあるが雑に捨てられている。
「掲示板」には
掲示している紙が破れていてそのままになっている。
新しい情報が更新されていない。
など
その他、
エントランスにごみが落ちていないか
ごみ捨て場や駐輪場などがきれいに使われているかどうかもチェックポイントです。
◆室内の確認
マンションの室内は圧倒的に「フローリング」が多くなっています。
フローリングは下の部屋に音が意外と響きます。
床を叩くか踏んでみて音の響き具合を確認してください。
もし、音が響くようであれば下の部屋に響いている可能性があります。
音に関してもう一つ確認をしていただきたいのが室外の音です。
必ずお部屋の窓を開けて外の音を確認してください。
マンションの多くは利便性の良い場所に立地していますので幹線道路に
面していて交通量が多かったり、電車の線路や踏切が近かったりすると
日中はあまり気にならなくても夜間の静かな時間には気になることが
よくあります。
マンションは、木造住宅等に比べて気密性が高いため、温度差のあるところでは
「結露」が発生しやすくなります。そして結露はやがてカビになっていきます。
また、エアコンの吹出し口付近やキッチン、浴室、洗面所など水気のあるところも
要注意です。
居室の天井部分などの四隅にカビとなってあらわれますので梁や天井部分は
チェックしておきたいものです。
室内の使い方や汚れの程度、リフォームの必要性の有無などによっては、
再度内覧をすることが必要になる場合もあります。
◆管理費、修繕積立金の確認
「管理費」は、マンションの共用部分の維持・管理のために使われるもので
共用部分の電気代、火災保険料、損害保険料、管理組合の運営費などに
使用されます。
「修繕積立金」は、マンションの維持・修繕を計画的に行っていくために
組合員である所有者が負担して毎月積み立てていきます。
一般的には10年から15年くらいに一度、大規模な修繕が必要となります。
その場合に修繕に必要な費用が不足する場合には、その不足分を一時金として
徴収することがあり、その額は1戸当たり数十万円以上になる場合もあります。
そのため、そのマンションの管理費の額、修繕積立金の額を確認しておく
必要があります。
◆ペットの飼育の確認
最近の新築マンションでは、飼育できるペットの種類、大きさ、数などを詳細に決め
管理規約などに記載している物件が増えています。
中古マンションの場合は、ペットの飼育に関して細かく決まっていない物件も
あります。管理規約に記載があったとしても「他の居住者に迷惑を及ぼす動物の
飼育は不可」などとあいまいな文章になっていることがあります。
ペットを飼っている方、これから飼おうと思っている方は、ペット可ということはもちろんですが
飼っているペットが大丈夫かどうかを具体的に確認しておきましょう。
◆耐震性の確認
中古の戸建でも同じことが言えますが、1981年、昭和56年6月1日以降に建築確認を
受けたマンションをおすすめいたします。
これは、新耐震基準と言われる耐震基準を満たした建物でそれ以前の旧耐震基準の
建物とは耐震基準が大きく違います。
地震に対する不安というのは中古物件を検討している人の多くが持っているものです。
ただし、この昭和56年6月1日以降というのは建築確認を受けた日であってそのマンションが
完成をした日ではありませんのでご注意ください。
以上、長くなってしまいましたが最後までお読みいただきましてありがとうございます。
これ以外にも中古マンションを選ぶ際のポイントは色々とあります。
何かご質問などがありましたらお気軽にお尋ねください。
次回は、中古マンションの価格の妥当性について書いてみたいと思います。