物件調査は慎重に
こんにちは
アーバンライフ不動産の森岡です。
昨日は、久しぶりの雨でしたね。
ここしばらく季節外れの暖かな日が続いていましたので農作物や植物にとっては恵みの雨かもしれませんね。
さて、今日は弊社が約3年前から専任で売却中の青葉台の土地について気になったことがありましたので書いてみたいと思います。
この土地は、約180区画ほどある青葉台団地内の中でも残り少ない更地の土地になります。
所有者の方は、ここにお住まいをする予定でこの土地を分譲当初に購入されましたが、お仕事の関係で現在は香川県の方にお住まいになり、将来的にこの土地に住むことがなくなったため3年ほど前から弊社の専任で売却をしています。
先日、この土地を購入したいというお客様が現れ購入申込書をいただきました。価格交渉がありましたので売主様にご検討いただいている間に私の方はご契約にむけての物件調査をあらためて行うことにしました。
物件調査をしている中で町内会長さんをお尋ねした時のことですが、この団地は上水道が団地内専用水道ということで団地内に複数個所ある地下からくみ上げる井戸水を利用しています。
その団地内専用水道の維持管理に関して平成28年4月にあらたな規約が制定され町内会の組合員には金銭的な負担が必要になっていました。これは3年前に売却を依頼された際の物件調査ではなかった点です。
具体的な団地内専用水道の維持管理費用は、管理費が1,500円/月、積立金が2,000円/月の合計3,500円/月が必要で2か月毎に7,000円が引き落としされることになっていました。
このことを町内会長さんからお聞きしていた時に言われたのが、「アーバンさんは今回直接聞きに来ていただいたのでこの水道の件をお伝えすることができたのですが、つい最近、団地内の中古住宅を購入され入居された方が仲介をした不動産会社からこの費用のことを聞かれていなかったようで現在トラブルになっています」とのことでした。
中古住宅の売買を仲介した不動産会社の担当者がどこまで物件調査をしたのかは私にはわかりませんが、その中古住宅の売主の方は水道に関する費用負担があることは知っていたはずですので不動産会社の担当者は売主から知っていることは細かく聞き取り次の買主の方に伝えてあげる必要があります。
1か月あたり3,500円、年間で42,000円、10年間にすると420,000円、結構な金額になりますので今後、仲介を担当した不動産会社としてどのように処理をしていくのか。少なくとも調査不足を指摘され責任を免れることはできないのではないかと思います。
私も今回の件であらためて物件調査の大切さを実感しました。
それでは、今日はこれで失礼します。
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