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いまだにある不動産業界の反則行為「抜き行為」!!

こんにちは

アーバンライフ不動産の森岡です。

昨日は、「春分の日」の祝日でしたのでお休みの方も多かったと思います。実は、弊社も水曜日が定休日なので昨日は休みでした。

水曜日が祝日と重なったのは本当に久しぶりでしたので妻と食事や買い物に行った先々がいつもの平日の水曜日とは比べ物にならないくらいの人がいるのには驚きました。

私は若いころから不動産業界一筋ですので休みはずっと水曜日です。そのため休みが平日というのはありがたいものだとあらためて感じましたが皆様はいかがでしょうか?



さて、今日は、不動産業界の反則行為、ルール違反の「抜き行為」について書いてみたいと思います。


志津川委任土地7 

この写真の物件は、弊社がおよそ3年位前から一時の期間を除いて専任契約で所有者様から売却を依頼され買い手を探し続けている物件です。

今年に入ってから2回、物件の販売価格を大幅に見直しをした結果、買い手の方が見つかりこの週末にご契約の見通しになりました。

ところが、3日ほど前に所有者の方から連絡がありまして「今、この物件の近くの不動産屋さんから電話がありましてうちの物件を買いたいというお客さんがいるので私のところで仲介をさせてもらえませんか?と言われました」とのことでした。

これが、私たちの業界で言うところの「抜き行為」です。これは、やってはならない行為で、反則行為でありルール違反の行為です。このような行為をやると業界内の信用を一気に無くしてしまい結果的に自分の首を絞める自殺行為でもあります。

この物件を弊社が専任で売却活動をしていることは同業者であればレインズなどですぐにわかります。また、現地には弊社の募集看板も設置していますから一目瞭然です。

にもかかわらず、所有者のところに直接取引を持ちかけるというのは、買い手からだけでなく売主側からも仲介手数料をもらいたいという両手取引が狙いのためです。

どの不動産会社かというのは所有者様からお聞きしていますのでここに書くこともできますが、未遂ということで東温市志津川の○○不動産ということにしておきます。

私も、さいたま市で不動産の仲介をしていた時には、不動産会社の数が大手から中小まで半端ではありませんでしたのでこの「抜き行為」はかなり経験しましたし神経も使いました。

しかし、15年前に松山に帰ってきてからは1度だけありましたが、ほとんど経験をすることはありませんでしたので今回の件は驚きました。

買い手のお客様がいるのであれば売主側の業者を通して購入の商談を進めていくというのが当たり前のやり方です。

今回、このような抜き行為をしようとしたその業者に対してこの物件の所有者の方は、「うちは現地に看板を出しているアーバンライフさんに任せているのでそちらを通してくださいと言いました」とのことでした。とてもありがたい対応をしていただき感謝、感謝です。

この物件は、なかなか買い手の方が見つかりませんでしたが今回ご縁がありましたので最後のお引き渡しまで無事に進むよう気を配りながら頑張っていきたいと考えています。

それでは、今日はこれで失礼します。



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プロフィール

森岡 恭司

Author:森岡 恭司
私は、愛媛県松山市を中心に不動産の売買仲介専門の不動産会社の代表者です。
40年以上の不動産売買に関する経験を活かして皆様方の不動産取引のお役にたつ知識や情報を書いてみたいと思います。

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